メテペックのゴンザレス・メシージャ工房。4代続くファミリー工房ですが、その4代目、ミゲル・アンヘルさん作の生命の樹です。テーマはエデンの園。花が咲き、蝶が飛び交い、動物が集まり、よーく見ると天使とヘビとアダムとイブ。

カラフルな作品に目がいってしまう生命の樹ですが、素焼きのままの素朴な雰囲気を残した生命の樹もまた味があります。

サイズ：
高9.4cm x 幅10.4cm x 奥4cm
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【生命の樹】
メキシコを代表する民芸品の一つ、生命の樹。樹の形をしたベースに、鳥、お花、葉っぱ、キリスト教に関連したモチーフなどをくっつけたり針金で留めたりしながら生命の樹の世界を組み上げた陶器のオブジェです。もともとはスペイン人が入植した植民地時代に、聖書の教えを先住民に伝えるために作られたものだと言われていて、モチーフも聖書に因んだものが多く作られてきました。今では宗教とは関係のないテーマで製作されることも多く、たくさんのバリエーションが見られます。メキシコ州のメテペックとプエブラ州のイスーカル・デ・マタモロスが二大産地。昔は繁栄や豊かさの象徴として、結婚する夫婦に贈る習慣があったとか。