La Puerta by México Kanko | メキシコ民芸&ハンドクラフト

2021/11/01 10:44

はじめまして。「La Puerta by México Kanko (ラ・プエルタ by メキシコ観光)」と申します。

私たちの始まりは1968年。メキシコオリンピックが開催されたその年に、当時唯一の日系旅行会社としてメキシコ観光のメキシコシティオフィスがオープンしました。

途中で日本にオフィスができたりしながら開業から現在まで50年ちょっと、メキシコに旅行されるお客様をメインに旅のお手伝いをしています。


(画像)時代を感じる1970年のメキシコ観光メキシコシティオフィス

 

そして今回、メキシコ観光の一部門としてこの「La Puerta (ラ・プエルタ)」という名前のオンラインショップをオープンさせることになりました。

Puertaは、スペイン語で「ドア」や「扉」を意味します。

自分のおうちに帰ってドアを開けたらメキシコが、そしておうちから扉を開けてメキシコへ、そんなおうちとメキシコをつなぐもの、という想いを込めてこの名前を付けました。

 

このサイトにいらっしゃったみなさまにとって、メキシコと言えばどんなイメージをお持ちでしょうか?

サボテン?タコス?テキーラ?メキシコの民芸品もそんなイメージの一つに入るかもしれません。

私たちはメキシコ旅行のお仕事をする中で、たくさんの民芸品にも出会ってきました。

一言でメキシコ民芸品と言ってもカラフルなものからシックなものまで、ゆるさ溢れるものから超繊細なものまで、キッチュなものからアート性の高いものまで、種類もカタチもほんとうにさまざま。

そんなたくさんのメキシコ民芸品の中から、『メキシコの手しごとをあなたのおうちへ』をコンセプトに、職人さんがひとつひとつ手しごとで作ったアルテサニア(民芸品)をみなさまのもとへお届けしたいと思っています。

 

メキシコの手しごとの品々はすべてが唯一のものです。一つとして同じものはありません。ちょっと不揃いです。

手しごとは時間もかかるし、一度にたくさんのものは作れません。

同じものがお揃いで欲しいなと思う時もあるかもしれないけれど、工業製品や機械で作ったモノがあふれる今の世の中で一歩立ち止まって考えてみると、この不揃いさってとてもステキなことです。

職人さんの手で作り上げたひとつひとつが、みなさんのもとに届くために生まれたと思って大切にしてもらえたらな、と思います。

 

そして、手しごとのアルテサニアをみなさまのもとへお届けするだけでなく、アルテサニアの背景にあるものがたりも少しずつお伝えしていこうと思います。

アルテサニアが生まれるところには、それぞれの自然があって、人がいて、生活があります。

そして、メキシコ各地にはアルテサニアの数だけ工房があり、それを支える職人さんたちがいます。

すばらしい手しごとが生まれる工房は意外に質素で、作品たちには職人さんの人柄が見え隠れ。

それは職人さんだけでなく、明るくて大らかで大ざっぱ、なのに時に繊細で傷つきやすい、そんな私たちが大好きなメキシコの人たちを反映しているようにも思います。

アルテサニアがみなさまのもとに届く時に、村や町の様子、その土地で食べているもの、工房の様子、作っている様子、職人さんの顔 etc.etc...

そんなものがたりを一緒に思い浮かべていただけたらうれしいです(行ってみたいと思っていただけたらもっとうれしいです)

 

最後に、

アルテサニアを通してメキシコの雰囲気や空気感を合わせて感じていただけますように、

そしてアルテサニアがみなさまのおうちに彩りを添えますように、

ラ・プエルタがみなさまとメキシコをつなぐ「扉」となれるよう、メキシコからアルテサニアとものがたりをお届けします。

 

20211101

LA PUERTA by Mexico Kanko